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サスペンション交換レポート

●レガシィBH5ブライトンF・ショックアブソーバー&コイル・スプリングの交換とコイルスプリングの組み換え。
●R・ショックアブソーバ&コイル・スプリング交換レポート。

フロント

現状はノーマルショックとコイルスプリングが組まれているので、リサイクルパーツのストラット(ビルシュタインのショック)
へSTIの30oダウンスプリングを組み換えます。

車体からストラットを外します。

ブレーキホースとABSのセンサーケーブルを外します

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ナックル部の2本のボルトを外します

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ナックル部を外したら上部のストラットはタワー上に有3個のナットを取り外します。

 

上下5カ所のボルトナットを外せばストラットは外れます

 

ストラットマウントの3個のナットを外すとストラットが落ちてしまうので支えながら外さなくてはいけません。

車体からストラットが外れたら、コイルスプリングの交換です。

左から、ダウンスプリング、ビルシュタインショック、ノーマルショック

まずスプリングコンプレッサーでスプリングを押し縮めます。

    

ロッド・トップマウントを外します

コンプレッサーを緩めてスプリングを外します

逆順に組み付けて

出来上がりです

   
   
交換後

交換前

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リア

交換前

カーゴルームのホイールハウスサイドにトップマウントの取り付けナットが2個有るのでそれを外します

ロアボルトを外すと、サス全体が上に持ち上がりますので注意が必要です

 

取り付ける時は、サスを下に押し下げないとロア・ボルトの取り付け穴が合わないので一人では難しいです

 

 

各ボルト/ナットの締め付けトルク
  部     位 締め付けトルク
フロント ストラットマウント 取り付けナット 19.5±5.9Nm (2.0±0.6 Kgf-m)
ロッドトップマウント 取り付けナット 54.0±4.9Nm (5.5±0.5 Kgf-m)
ハウジング 取り付けボルト 176.4±19.6Nm (18.0±2.0 Kgf-m)
リ  ア トップマウント 取り付けナット 35.0±5.0Nm (3.5±0.5 Kgf-m)
ロッドトップ 取り付けナット 30.0±5.0Nm (3.1±0.7 Kgf-m)
ショックアブソーバ・ロアボルト 160.0±20.0Nm (16.0±2.0 Kgf-m)

 

※注意

この方法を用いてサスペンション等の交換/脱着を行う場合、全て作業を行った本人または作業者の責任で行って下さい。
こちらでは一切の責任を負いません。

また取り扱い説明書/取り付け概要書/取り付け要領書が添付されている場合はそれに従って下さい。

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この車のユーザーによるインプレッションです。

【最初の印象】

 当然ですが、足回りが固くなったので、突き上げ感は以前より強く感じるようなりました。

 ただ、不快感というものは全く感じられず、路面のノイズを忠実に拾い

その振動が素晴らしく早く収束していくといった感じです。

タイヤに関しては、この時点では、15インチアルミ&スタッドレス(195/55/R15)という状態でした。

タイヤによる沈み込みが多少ありましたが、カーブでのロール・沈み込みはほとんど感じられませんでした。

 イメージしたライン上を難なく通りすぎていくような感じで、思わず”ニヤリ”という感じです。

 #端でみたていたら「気持ちわりぃ」って感じでしょうね。(笑)

【高速・山道】

 数日後にちょうど高速道路と山道を走る機会がありましたので、その時の感想を書いてみます。

 高速走行では、元々適度な偏平率のタイヤなの、路面の切れ目の振動をそこそこ吸収しているのですが、更に収束も早くなったので非常に快適でした。

また車線変更時には、以前感じられていた「振られる感覚」が全くなく、まさに高速安定性が高くなったという実感がありました。

 続いて山道ですが、とにかく「これでもかっ」というぐらい良く曲がります。(笑)

 現在の車は、どうも2速のエンブレが弱い、というか車体が重いせいで、

下りのカーブでのスピードコントロールには非常に気を遣っていました。

 しかし明らかにコーナー安定性が向上しているのです。

 つまりロールが少ない分いつもよりスピードは高めでも非常に車の挙動が安定しているのです。

 同乗者もコーナーごとに振られるような感覚があまり無く、非常に快適だと申しておりました。

【タイヤ&ホイールの買い替え検討】

 慣れてくると、15インチ&スタッドレスだと若干バンピーな感じがしてきました。(当然ですが...)

 夏タイヤは純正14インチ&純正タイヤということもあり、15あるいは16インチの組み合わせを検討してみました。

 その時もhideさんにはお世話になりました。

 その時、15インチでは、5穴PCD100というアルミはほとんどない、

あるとしても納期未定という現実にぶち当たりました。

【タイヤ&ホイール購入】

 たまたまふらっと寄ったお店で、15インチで欲しかったホイールの17インチ版があり、

しかも限定で非常に格安な価格だったので、誘惑に負け買ってしまいました。

 ただ乗り心地的には、15インチで結構いい塩梅だったので、

17インチにして乗り心地が悪くなっちゃうかなと思っていたのですが、

全く気にならない程度でむしろ快適な感じさえしたので一安心です。

#確かに以前よりゴツゴツ感は強くなったのですが、

#車がはねる感じが減ったので非常に小気味良い乗り心地になりました。

【17インチのインプレッション】

 17インチに変えた後、再度山道にいってきました。

 タイヤが太くなり路面への食いつきが更に良くなったので、カーブでの踏ん張りが更に良くなりました。

元々ボディ剛性が高いのですが、足ほうが踏ん張っちゃうので、カーブではボディのほうがちょっとよれちゃってる感じです。

#まぁ、そんな走りをすることはめったに無いので、

#タワーバー入れるとかは全然考えておりません。(笑)

【総評】

 ビルシュタインダンパーを今回入れたのですが、その効果は、

実は高偏平率のタイヤを履いたときに強く感じるような気がします。

足が固くして、さらに高偏平率タイヤですと、かなりバタバタした感じになることが想像できますが、

非常に粘りがありスムーズな感じなのです。

また、コーナーリング時の沈み込みなども初期段階ではほとんどしませんし、

路面からの振動に対する減衰が非常に早いので、乗り心地としてもかなり良いといえるでしょう。

 #個人的には、満点って感じです。(笑)

 余談ですが、たまたま同じ車種・グレードのオーナーで、

 国内メーカのスポーツダンパー&バネに交換している方がいるのですが、

やはりしなやかさという点では、ビルシュタインダンパーのほうにアドバンテージがあると思いました。

 #う〜ん。ドイツおそるべし! 

以上オーナーインプレッションでした。

スプリングコンプレッサー


なお、上記金額を含め、当社では通常整備費用(エンジン、サスペンション等メカパーツにかかる消耗品/定期交換部品の交換)工賃に関する金額は、日整連発行の標準作業点数表を利用して工賃を算出しております。その為自動車整備振興会会員工場や主なディーラーと、整備にかかる金額は殆ど変わりません。

※板金・塗装・エアロ修理・タイヤ交換・その他に関する工賃は、当社独自の計算方法にて工賃を算出使用しておりますので、安く出来ています。

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